コラム
Q 夏休みの学習についてアドバイスしてください。
2015/7/10 代表執筆
A 夏休みは「応用力」を磨く絶好のチャンスです!
信頼できる塾を探して、夏期講習に参加しよう。
もうすぐ楽しい夏休み。素敵な思い出をたくさん作れるといいですね。
同時に、勉強の方も頑張って欲しいのが親心。「学校の宿題以外に、自分では何を勉強したらいいのかわからない…。」お子さんがそんな様子でしたら、信頼できる塾の夏期講習に参加させてみてはいかがでしょう。
深い理解に至るには、総復習と問題演習が大切。
夏期講習は、どこの塾も大抵復習中心です。「習った知識を基に問題をたくさん解く。深い理解に至るにはこの工程が必須だ。」という認識があるからでしょう。夏期講習から参加する方には未習事項も一部あるでしょうが、その分のフォローや授業での再導入が行われますからご安心ください。
「理解」と「体系化」が応用力を磨く。
ところで、「総復習で深い理解に至る」には何が必要なのでしょう。それは「関連する知識を結びつけることの大切さを知って、より柔軟に問題を解く姿勢を手に入れること」です。「応用力の源」とも言えます。
算数で考えてみましょう。例えば、7 2/5という帯分数を少数に直す問題。まず、37/5と仮分数にして、分子の37を分母の5で割って7.4。これはあまり感心できない解き方です。7 2/5とは7+2/5のこと。2/5=4/10=0.4。よって7 2/5=7.4。これが普通と感じられるようになれば、13 3/5という帯分数も一瞬で13.6に直せるはずです。初めの公式化したやり方だと、(13×5+3)÷5=68÷5=13.6。「解ければいい」という発想で公式や筆算に頼っていたのでは、進歩も変化も感じられません。そんな勉強が楽しいでしょうか?
夏期講習で応用力を磨く勉強をしてみてください。きっと「勉強は楽しい!」と感じるようになるはずです。
(2015年7月浦安新聞掲載)